平成23年3月11日に発生した東日本大震災から13年を迎えた3月11日、米沢市で犠牲者を追悼し、被災地をはじめとした東北全体の復興・再生を願うイベントが行われました。主催したのは、令和5年度東日本大震災復興祈念事業実行委員会「米沢会場」(小島卓二実行委員長)です。
会場となった置賜総合文化センター2階の「おいで前」には、午前11時から午後6時まで、献花台が設けられ、午後4時までに約200人が献花に訪れ、犠牲者の冥福を祈りました。
午後2時半からは開会セレモニーが行い、東日本大震災発生時の午後2時46分、東日本大震災犠牲者及び令和6年1月1日に発生した能登半島地震での犠牲者に対して1分間の黙祷を行いました。
続いて、山形県警察音楽隊がSNSによる詐欺被害への注意喚起を織り交ぜながら、華麗な演奏を披露しました。
会場では、東日本大震災写真展が開催され、3.11の震災発生直後、原発事故、被災者への支援など説明パネルや写真パネル62枚が展示され、東日本大震災を風化させず、将来に備えることの大切さを改めて呼び起こしていました。
また防災グッズの展示、山形県看護協会が健康相談、血圧・握力測定などの「まちの保健室」を開催していました。
午後6時から午後8時半まで、北村公園を会場に「竹あかり」のライトアップがなされました。