創業が明治28年(1895)、米沢市で繊維卸業を営む粟野商事株式会社(粟野修也代表取締役)は、6月28日、山形市七日町2丁目にある「水の町屋御殿堰2階」に、米沢織とカジュアル着物の店を開店します。開店に先立って、6月21日からプレオープンした同店を訪問し、店主の粟野修也氏に出店の経緯や狙いなどをお聞きしました。
「水の町屋御殿堰」の建物は、山形市の中心部、七日町を東西に流れる御殿堰に沿った場所にあり、1階と2階部分にはテナントが入り、山形市の賑わいを創出している人気スポットです。
お店の名前は、「粟野」の「粟」をフランス語に翻訳した「みれ」(Millet)から取りました。店内には、着物の元となる各種の反物がずらりと並べられ、着物に必需品のバッグや小物、履物などが展示されています。粟野氏は、山形市に出店した理由として、「お客様と米沢の機屋をより近密につなげたい」と述べています。
縫製は、米沢市にある「株式会社第一ほうせい」が担当します。ミレは毎週火曜日、水曜日が定休日で、営業時間は午前11時から午後6時までとなっています。
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