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紙芝居チャリティ公演で、「伊達政宗公生誕の地」碑の化粧直し


 

 元米沢市長の安部三十郎氏が代表を務める白馬の騎士社は、同社事業の一環として、9月23日、米沢市松が岬公園内にあるあずま屋で、紙芝居チャリテイ公演を行いました。白馬の騎士社は、今年3月20日、米沢精神を後世に伝えたいと安部氏が立ち上げたものです。
 安部氏は普段、おしょうしなガイドとして同公園内で無料の観光ガイドや上杉鷹山像の前で紙芝居上演を行っています。今回の紙芝居チャリテイ公演は、同公園内にある「伊達政宗公生誕地の地碑」の文字の色を塗り替える費用を捻出するために行われたもので、午前11時と午後2時の2回にわたって行われ、約30人が安部氏の紙芝居を観覧しました。
 石碑は安部氏が米沢市長時代に建立されたものですが、経年変化により文字が見えにくいことから、安部氏は石碑の揮毫者である鈴木不倒氏と相談の上、金茶から白色に塗り替えることを考え、米沢市の許可を得てこのほど色の変更を行いました。
 
 この日の公演演目は、「上杉四代」(改訂版)40分、「上杉景勝 三大ピンチ」(新作)10分、「なせばなるに欠けているもの」(新作)10分の3本建てで、特に「上杉四代」では、川中島の戦いでの宿敵武田信玄に塩を送り、「敵に塩を送る」のことわざを生んだ上杉謙信や、幕府に対して「当領内には一人の切支丹も御座無く候」と答えて切支丹処刑を拒んだ米沢藩初代藩主上杉景勝、莫大な借金を抱えた米沢藩を見事再生に導いた上杉鷹山、明治時代に沖縄県令として善政を敷いた上杉茂憲などを語りました。「上杉景勝 三大ピンチ」、「なせばなるに欠けているもの」は新作で、わかりやすい内容で紹介するものとなっています。
 午後の部分では、上杉神社に参拝に訪れた観光客が飛び入りで観覧していました。