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山形県におけるアマチュア無線の祭典、「山形県ハムミーティング in 南陽」が10月6日、南陽市の烏帽子山八幡宮参集殿を会場に開催されました。
主催したのは、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)山形県支部(古川源次支部長)「主管:南陽アマチュア無線クラブ」で、当日は県内外から130名のアマチュア無線家(ハム)が集いました。
午前9時半のオープンと同時に、会場に設けられたジャンク市ブース前には、トランシーバー、アンテナ、部品などが店先に並べられ、大勢のハムが集まり買い求めていました。
またJA7RL/7の移動運用が行われたほか、県内のクラブ局による展示、無線機器メーカー展示などが行われました。午後1時からは開会式が行われ、支部長や来賓の挨拶、コンテスト表彰式、元クラブ会長に対しての感謝状贈呈などが行われました。
一般社団法人日本アマチュア無線連盟の森田耕司会長(JA5SUD)が「JARL」にの今後に向けて」と題して講演を行い、同会長として連盟の改革や取り組む施策などについての説明を行いました。この中で森田会長は、JARL前会長の辞任に伴う組織の混乱を受けて、「積極的な各種活動と情報の発信」、「組織運営の透明化」を掲げ、「JARLの組織に興味を持っていただけるような仕組みを作っていく」と述べました。
特別講演として、第43次、第61次の二度、日本南極観測隊に参加した氏家宏之氏が「南極観測隊と8J1RLの運用」と題して、南極での仕事や生活、アマチュア無線運用などについて講演を行いました。
当日は、歌手、ナレーター、防災士として、また第二級アマチュア無線技士(JH1CBX)、日本アマチュア無線連盟広報大使などを務めるMasacoさんがスペシャルゲストで来場し、全国のハム40局と交信を行いました。