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水を掛けられ高畠町内を練り歩く「第41回わらじみこし祭り」




 さらし姿の若い男女が、長さ3.5㍍、幅1.5㍍、重さ約150㎏の「わらじみこし」を担ぎながら、町内を練り歩く高畠町の伝統行事「第41回わらじみこし祭り」が1月12日(日)、晴天のもと開催されました。担ぎ手は約30人で、そのうち5人が女性で祭りに華を咲かせました。
 このお祭りの由来は、湯殿山講中一同が参拝成就のお礼として、龍寿院に大わらじを奉納したことが始まりとされ、旅の無事を祈り、足の衰えを守るなどのご利益があると信仰を集めています。
 午後3時の出発に先立ち、神事と主催者、高梨忠博町長らが挨拶、続いて鏡開きが行われて担ぎ手や観衆に振舞われました。
 担ぎ手は、「ワッショイ、ワッショイ」と威勢の良い声を出しながら、昭和縁結び通りなどを練り歩き、途中、あちこちでバケツに入ったお清めの水を掛けられていました。
 出発時の気温は氷点下1度2分でしたが、晴れた天気の中での開催となり、途中、何箇所かでの休憩をとりながら、約4㌔の道のりを1時間ほどかけて祭りが繰り広げられました。