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平成23年3月11日に発生した東日本大震災から14年を迎えた3月11日、犠牲者を追悼し、被災地や被災者をはじめとした東北全体の復興・再生を願う「令和6年度東日本大震災復興祈念事業(米沢会場)」が、米沢市の置賜総合文化センターで行われました。
今年のテーマは、「東日本大震災の教訓を!これからの未来に向けて!〜14年前の震災を語り継ぎ、災害にどう備え、どう向き合うか?〜」です。
会場2階「おいで前」には、午前11時から午後6時まで、献花台が設けられ、多くの市民が犠牲者の冥福を祈りました。
会場では、東日本大震災写真展が開催され、3.11の震災発生直後の様子、日本赤十字社による被災者への支援など、写真パネルが展示されたほか、防災グッズ、非常用品のサンプルなどが展示され、東日本大震災を風化させず、将来に備えることの大切さを改めて呼び起こしていました。
山形県看護協会は、健康相談、血圧・握力測定などの「まちの保健室」を開催しました。
午後2時30分から開会セレモニーが行い、小島卓二実行委員長が挨拶し、東日本大震災発生時の午後2時46分に、東日本大震災犠牲者に対して1分間の黙祷を行いました。
続いて、長井市在住で、フラワー長井線の方言ガイドとして活躍している俊風亭太平楽氏が方言を交えた落語の独演会で会場を沸かせました。
昭和37年4月の発足以来、60年以上の長きにわたり活動している山形県警察音楽隊が、SNSによる詐欺被害への注意喚起を織り交ぜながら、華麗な演奏を披露しました。また同音楽隊で警察音楽隊で「歌うおまわりさん」として親しまれてきた奥山智義楽長は、この米沢での演奏会を最後に3月で退職することが紹介され、感謝の花束が贈られました。