![]() |
山形新幹線E8系「つばさ」が昨年の運行開始から1周年を迎えることを記念して、3月16日午前10時から午後4時まで、JR米沢駅において、「プラレールよねざわえき in 米沢駅」が行われました。主催したのは米沢市で、JR東日本東北本部、株式会社タカラトミー、プラットヨネザワ株式会社が共催しました。
このイベントは、子供や家族の笑顔や思い出、さらには鉄道やプラレール、旅(観光地)へ興味を持つきっかけを作り、観光客の誘客や米沢市の知名度向上を目指そうと行われたもので、午前10時から開業セレモニーが行われ、近藤洋介市長らが主催者挨拶、続いてテープカットが行われました。
「プラレール」は、株式会社タカラトミーが2024年に発売65周年を迎えた鉄道玩具で、3世代にわたり愛されてきたブランドです。これまで日本国内では、累計2,083種類、1億9,140万個以上販売しています。
改札口には「プラレール駅特別改札ゲート」が設置され、大人の背丈ほどまで積み上げられたレールの中を、玩具の鉄道車両が賑やかに走り回り、乗客や当日の参加者らはそこを通り過ぎてホームを行き来しました。
1番線ホームでは、山形新幹線E8系「つばさ」の到着と出発に合わせて、「ようこそ!」、「いってらっしゃい」と表うらに書かれた「応援ボード」を手にした親子などの参加者がお出迎えとお見送りを行い、ホームはごった返しました。このイベントには765人が参加しました。
また同ホームにおいて、11時4分発のつばさ129号、11時16分発のつばさ131号の出発と同時に、抽選で選ばれた3歳から小学6年生までの子ども駅長がホーム上に設置した「プラレール」の出発式を行いました。実物の新幹線とプラレールを同時出発、並走させるというのは初めての実施ということです。
「みどりの窓口」の室内には、プラレールの巨大ジオラマが設置され、長者の列ができました。このジオラマの設置には、前日夕方から夜遅くまで作業が行われたということです。ジオラマ内で走るプラレールが50編成、他に特別改札ゲートとみどりの窓口入口の場所に、50編成が設置されました。