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米沢第五中生徒とISSの無線交信、3月28日午後7時前実施へ




 米沢スクールコンタクト実行委員会(玉橋博幸実行委員長)は、3月18日、地球上空を周回しているISS(国際宇宙ステーション)と米沢市立第五中学校生徒が、アマチュア無線で交信を行うARISS(AmateurRadio on the International SpaceStation)スクールコンタクトを、3月28日18時51分から行うと発表しました。
 ARISSスクールコンタクトは、NASA(アメリカ航空宇宙局)が行う無料の教育プログラムとして世界中で行われているもので、山形県では今回が初の試みとなります。当日は、18時から開会行事を同校で行い、18時51分から交信を始め、ISSを呼び出し、10分間にわたって同校生徒15人が宇宙飛行士に英語で質問を行います。相手をしてくれる宇宙飛行士は、アマチュア無線のコールサインKD5MDTを持つドン・ペティットゥ(Don Pettit)さんです。

 3月28日の本番を前に、事前学習会が3月19日、米沢市山上コミセンで行われました。この日の事前学習会では、無線交信の基本練習として、トランシーバーを使い、送信ボタンを押して、送話と受話の切替の操作方法や、話すときの注意点などを学び、実技練習に入りました。英語での質問練習では、アクセントやイントネーションで、英語らしい表現方法を学んでいました。
 五中生は、15人が1人1問の質問を行います。用意されている質問は、「宇宙空間の絵を描くとしたら、実際にどんな色になりますか?」とか、「宇宙船からの景色は、朝、午後、夜で違いますか?」、「宇宙船での生活で最も面白いことは何ですか?」などです。当日の模様は、ユーチューブで生配信されることになっています。
 玉橋実行委員長が、国内で行われたスクールコンタクトの実例をビデオで紹介して、その場の雰囲気や進め方を説明しました。最後に電波に関する基礎知識を学びました。次回の事前学習会は、3月22日(土)に行われ、交信練習をブラッシュアップしていよいよ本番に臨みます。