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米沢市学校給食共同調理場建設工事の安全祈願祭




 米沢市内の中学校、および広幡、六郷、塩井小学校を統合して開校する統合小学校の給食を調理する米沢市学校給食共同調理場の建設工事安全祈願祭が、3月21日午前10時から米沢市立第六中学校グラウンド内式典会場で行われました。式典には、発注者の近藤洋介米沢市長をはじめ、市教育委員会、市議会議員、米沢市学校給食共同調理場整備運営事業者ら約40人が出席しました。
 米沢市学校給食共同調理場整備運営事業は、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」の特定事業として実施されるもので、米沢市としては一括発注することで事業の効率性が期待されます。そのため契約事業者の株式会社スクールランチには、設計業務・工事監理業務、建設業務、維持管理業務、運営等業務、その他業務を行う企業6社が名前を連ねています。
 建設工事などの施設整備は、令和6年3月から同8年3月までの2年間、令和8年4月1日に共同調理場の稼働がスタートして、同23年3月までの15年間にわたって維持管理運営等業務が契約されています。契約金額は38億5,104万円余となっています。
 共同調理場は、米沢市立第六中学校の南側に、鉄骨造2階建で、延床面積は1,886.63平方メートル(571.7坪)、配送車庫・倉庫、排水処理機械室、受水槽ポンプ室が付属します。食材搬入ヤードを南西側、配送・回収ヤードを北東側に配置するなど、車両のスムースな運行などを図ります。また荷受室・搬入口には、防虫機能付エアカーテンを設け、塵埃や虫などの進入を防止する対策が行われ他、アレルギー対応食専用の調理室、見学者用に情報展示コーナーが設置されます。
 安全祈願祭では、設計業務・工事監理、発注者の米沢市、建設工事の代表が鍬入れや玉串拝礼を行い、工事の安全を祈願しました。最後に発注者の近藤市長が教育における学校給食の意義を述べ、工事の安全について依頼し挨拶を行いました。