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米沢市広幡コミセン及び塩井コミセンの新設工事安全祈願祭




 米沢市は、現広幡コミュニティセンターが築53年、塩井コミュニティセンター(以下コミセン)が築54年経過し、老朽化が著しく、敷地、建物とも狭あいな状況にあることや、市の指定避難所としての構造上の強度を十分に確保する必要があることから、施設を新築移転します。3月27日午前9時30分から広幡コミセンで、午前11時から塩井コミセンの工事現場で安全祈願祭が行われました。

 新築される広幡コミセンは、広幡町沖仲地内に敷地面積が3,509㎡余り、木造平屋建てで延床面積はセンター棟が593㎡余りで、駐車台数は59台分あります。「集会、防災施設のほか、日常的な憩いの場として、誰でもが気軽に利用出来る明るい地域コミニュティ施設」がコンセプトです。内部には木質系の材料を採用し、採光のため掃き出し窓としています。また南側からは、西吾妻山の「白馬の騎士」が見えるなど、景観が抜群に良いのが特徴です。
 設計及び工事監理は、(株)本間利雄設計事務所、建築工事は、(株)網代建設、機械設備工事は(株)日建設備、電気設備工事は、(株)タカハシ電工米沢営業所が施工を行い、施工の請負金額は合計4億194万円となります。工事は、令和7年12月26日に完成予定で、同8年4月中旬に開館予定です。
 工事安全祈願祭では、はじめに一宮神社の寺島進一宮司の司式により神事が行われ、祝詞奏上、地鎮の儀、玉串奉奠と続きました。
 発注者として、近藤洋介米沢市長、施工者代表として、(株)網代建設代表取締役社長の網代修氏がそれぞれ挨拶しました。

 塩井コミセンは、塩井町塩野地内にある塩井小学校の隣接地で、敷地面積が4,638㎡余り、木造平屋建てで延床面積は784㎡余りで、駐車台数は76台分あります。「家庭的で気軽に訪れやすく、日常の憩いの場として、災害時にも安心して利用できる施設」がコンセプトです。元々は築山を配した芝生の広場だったことから、「土羽」(どは:盛土をした斜めの法面)を利用した造成になっています。南東側からは西吾妻山を見ることができます。
 設計及び工事監理は、(株)永井設計、建築工事は、金子建設工業(株)、機械設備工事は六興整熱工業(株)、電気設備工事は、千代田電工(株)が施工を行い、施工の請負金額は合計4億3,846万円となります。工事は、令和7年12月26日に完成予定で、同8年4月中旬に開館予定です。
 工事安全祈願祭では、はじめに延徳寺の稲葉隆映住職が導師となり、祭事が行われ、読経、表白、地鎮の儀などが続きました。
 施主として、近藤洋介米沢市長、施工者代表として、金子建設工業(株)代表取締役の金子尚人氏がそれぞれ挨拶しました。