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主に小中学生から高校生を対象にした美術教室「アトリエぱぴえ」(主宰:鈴木理香氏、米沢市門東町一丁目)の第30回作品展と、特別企画「菅野咲季展〜明るい優しい彩りに包まれる幸せ〜」が、7月21日(火)から7月26日(日)まで、よねざわ市民ギャラリー「ナセBA」で開催されました。
この作品展は、同教室で学び、日ごろ創作に取組んでいる若い人たちの絵画や造形物の作品を展示したもので、鈴木理香講師の指導のもと、想像力、感性、個性を最大限に活かしながら生き生きと描いている様子を感じさせるものとなっていました。
鈴木あい夏さんの『ドガ・エトワール』(F6、油彩)の模写は、クラシックバレーを踊る少女の優雅な動き、舞台後方のダンサーは背景を暗くし人物を未完成に描いて、劇場での遠近や臨場感を見事に表現していました。
またソ連大統領ゴルバチョフや作家太宰治を描いた人物画は、人物の特徴をとてもよく捉えていて表情が見ていて楽しめるものです。
黒の絵の具によるモノクロの世界で表現した作品では、鶏などが描かれており、着色のある絵とはまち違った面白さを表現しています。体験企画では、高校生が考えた「まざってひろがるくじゃくの世界」と題するワークショップが行なわれていました。
菅野咲季展では、咲季さんの母親である菅野伸子さんが作品を解説しました。咲季さんは、「アトリエぱぴえ」に18年間通い、絵を習いましたが、惜しくも令和3年に33歳でこの世を旅立たれました。2004年から2010年までに製作された油彩17点、ちぎり絵8点、ほかに水彩、紙粘土造形、木彫、絵本、版画、デザイン、コラージュなど全部で40点が展示されました。咲季さんの作品は、まさに独特の視点と個性が画面全体に現れており、圧倒的な存在感がありました。