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竹田 歴史講座

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文芸サロン 米沢俳句会 令和2年師走句会



dec 2020


小春日や芝の桜も返り花     石口達郎
撃たれたる熊の姿に我似たり   磯部知子
死ぬよりも生きてる不思議冬の底 小川孝子
採り終へし畠面を刈りて冬支度  神原省治
カサカサと鳴る音寂しい枯葉かな 木村正子
七転び八起きに生きて歳暮るる  佐々木昭
木々は脱ぎ我は着込みて冬構   佐々木清子
寒波くる予報に赤き月のぼる   佐藤和雄
丹精の大根白くはちきれそう   佐藤君子
冬空へパイプの煙立ち上がる   足澤 聡
雪国行きりりと男結びかな    富川静枝
掛け大根風に遊ばせ里眠る    永井しげ子
冬うらら添われ行く人母に似て  濱田洋子
初日の出コロナ禍越えよ地球市民 原田芦雪
尾根伝え斜平静かに雪化粧    山口雀昭
恙無く日々過ごせるや年惜む   渡部美知子

2020年12月19日(土)於 米沢市西部コミュニティセンター

(2020年12月23日17:30配信)