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竹田 歴史講座

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文芸サロン 令和4年文月句会 米沢俳句会



202207


梅雨明けを告ぐる雷雨や慈雨となり 石口達郎
朝の雨南天白き花こぼす      磯部知子
誰を待つ河原撫子紅ほのか     小川孝子
空梅雨や静かに去りて澄める天   神原省治
乙女等の二の腕眩し街薄暑     木村正子
手を添へて庭に咲かせる糸花火   佐々木昭
素手で拭く汗と涙の甲子園     佐々木清子
犬にだけ別れを告ぐる帰省の子   佐藤和雄
梅漬けて句ひの中に安堵する    佐藤君子
佇めば輝き満つる青田道      永井しげ子
天の忌や顔知らぬ孫夏を蹴る    濱田洋子
ウクライナ戦地にするな麦の秋   原田芦雪
月下美人一夜限りの宴かな     山口雀昭
風鈴のここち音流る軒端かな    渡部美知子

令和4年(2022)7月16日(土) 
   (於)米沢市西部コミュニティセンター

(2022年7月21日17:30配信)