newtitle



画像04が表示されない

竹田 歴史講座

▲トップページへ戻る

文芸サロン 令和4年霜月句会 米沢俳句会


yone-1


青虫に負けじと巻くや秋玉菜       石口達郎
殉ずるはなべて悲しや羊雲        磯部知子
異境の娘今年も独り月の客        小川孝子
家事重く作句も重し秋の暮        神原省治
大根干す吾妻颪(おろし)の通る道    木村正子
星降る夜語り部となる菊人形       佐々木昭
木々は脱ぎ吾は着込みて秋深し      佐々木清子
白菊の供花は遺影の噎(むせ)せるほど  佐藤和雄
野良終えて夕餉(ゆうげ)の支度名残茄子 佐藤君子
コーヒーの香りの深し秋の朝       足澤 聡
布団干し温みに心うずめけり       永井しげ子
病む人に旅割虚し秋時雨         濱田洋子
満月や戦後派卒寿足るを知る       原田芦雪
昼は海夜は銀河に開く窓         山口雀昭
実南天たわわに垂れて鳥を待つ      渡部美知子

令和4年(2022)11月19日(土) 
      (於)米沢市西部コミュニティセンター