newtitle



画像04が表示されない

竹田 歴史講座

▲トップページへ戻る

文芸サロン 令和5年2月句会 米沢俳句会

1

岩風呂の老若男女小雪舞ふ            石口達郎
寒明けや息吹きをかへす四方の山         磯部知子
コロナ禍の大海原に星月夜            小川孝子
見えぬ妻深く息吸ひ春を手に           神原省治
汲み置きし桶にまん丸薄氷            木村正子
白鳥の背(せな)に餌(え)が載(の)り雛が来る 佐々木昭
三寒を籠もり四温を出て歩く           佐々木清子
雪の朝一言添えて児を守る            佐藤和雄
寒波くる水抜きをして夜は更ける         足澤 聡
寒椿葉かげにありて座を守る           永井しげ子
雪しまき来客の足とどめ置く           濱田洋子
身に沁むや疎遠となりし同期生          原田芦雪
猛吹雪道ゆく人に声は無く            山口雀昭
星空に月も鮮やか冴え返る            渡部美知子

令和5年1月28日(土)於 西部コミセン