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竹田 歴史講座

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文芸サロン 令和5年弥生句会 米沢俳句会

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みはるかす遠くに雪の月の山          石口達郎
初節句男の子も侍(はべ)る雛の膳       磯部知子
雑草も庭の彩り春うらら            小川孝子
地下よりの息吹き聞こえて二月尽        神原省治
春寒し待合室の椅子硬き            木村正子
借景の真白き吾妻日脚伸ぶ           佐々木昭
恋猫の月夜を駆ける影法師           佐々木清子
旅心煽るポスター春の駅            佐藤和雄
バスを待つ間に一服春来る           足澤 聡
木々の根に春待つ土の暖かし          永井しげ子
三年経ちコロナ緩和や弥生来る         濱田洋子
冬落暉(ふゆらっき)杜に輝く樅双樹      原田芦雪
春火鉢 のの字 のの字 の独り言         山口雀昭
蕗(ふき)の薹(とう)先どり告ぐるほろ苦さ  渡部美知子

令和5年3月18日(土) 於 米沢市西部コミセン