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立正佼成会米沢教会(岩間由記子教会長)は、3月5日、教団創立80周年記念式典を挙行しました。この日は立正佼成会の庭野日敬開祖が、昭和13年に同会を創立した記念日として、東京都杉並区にある立正佼成会大聖堂や全国の教会において、会員らが創立の原点を思い起こし感謝するとともに、昭和13年3月20日に誕生した庭野日鑛会長の誕生日をお祝いしました。今年、庭野日鑛会長は満80歳を迎えました。
米沢教会では大聖堂からの同時中継に合わせて、会員が読経供養などを行いました。庭野日鑛会長が、教団の発展に尽力した役員や会員らへ「功労者表彰」を行い、功労者代表で那須教会の大森優江さんが体験説法を行い、自らの信心の軌跡を語りました。
(写真右=米沢教会で来賓祝辞を述べる濱田淳氏)
来賓祝辞では、カトリック長崎大司教区 大司教 髙見三明氏、第二百五十七世天台座主 大僧正 森川宏映猊下が、庭野開祖との出会いやその人柄、世界宗教者平和会議(WCRP)における貢献などについて触れ、祝辞を述べました。
庭野日鑛会長は法話の中で、「80周年を迎えました。これからも私達は開祖様の精神をしっかりと解してお互い様に布教伝道に取り組んで参りたいと思います」と述べました。
続く米沢教会での式典では、はじめに浜田(株)の濱田淳社長が「立正佼成会が創立した昭和13年は、日中戦争が始まって世の中が動乱の中に突き進んでいく時代で、世の中に不安がありました。そのような時代だからこそ、立正佼成会が発足し、平和を願う強い力が会の柱になってきたのではないかと思います」と来賓挨拶を行いました。(写真左=岩間由記子教会長)
岩間教会長は、「今日の大聖堂での来賓などの挨拶を伺い、究極は人と人との出会い、一点の出会いから無量の物事が展開し、いろいろなものが作り上げられていく。絶えなる創造とはこのようなことだと感じました。2年後の2020年には米沢教会は60周年を迎えますが、人と人との出会いからここまでの歴史を積み重ねてきたと感じます」と挨拶しました。
(2018年3月9日18:20配信)