![]() |
清酒東光醸造元・株式会社小嶋総本店(小嶋健市郎社長、米沢市本町二丁目)は、9月15日(土)、16日(日)の両日、蔵開き」を開催しました。(写真右=蔵見学)
同社は安土桃山時代の慶長2年(1597年)、初代・小嶋彌左衛門氏が小嶋酒屋(当時)として現在地に創業し、421年、23代の永きにわたり、一貫して日本酒の醸造を手がけてきました。
同社の「蔵開き」は、日頃東光を愛飲頂いているお客様や地元の方々に、秋の一日を酒蔵で楽しく過ごしながら、東光蔵元をより深く理解し親しんでほしいと毎年開催しているもので、今年で7回目となります。(写真左=試飲即売コーナー)
両日は、普段見ることができない蔵エリアが案内付きで一般公開され、客は蔵の入口で振舞酒のもてなしを受けました。会場には同社のこれまでの歴史や、国内外での受賞歴を紹介するパネルが展示されたほか、蔵見学では瓶の洗浄から詰め、仕込み、貯蔵蔵などの酒造りの各工程を見て回りました。また地下30㍍からくみ上げられた仕込水は酒造りに欠かせないもので、くせのないおいしい水でした。
蔵の中の試飲即売コーナーでは、蔵開き限定酒の純米ひやおろしのボトル「蔵開き」などが販売されました。屋外の模擬店・試飲即売コーナーでは、お酒がグラス販売され、お客は椅子に座って最高の日本酒を堪能していました。
初日のステージイベントでは、開幕太鼓・開幕宣言に続き、米沢民謡一家の演奏、酒造り唄が披露され、林宏樹Quartet with SACHI(vo)が乗りの良い音楽演奏で会場を盛り上げました。(写真右=林宏樹Quartet with SACHI(vo)のコンサート)
子供たちのコーナーでは、「かねたん」のぬり絵、スーパーボールすくいなど、子供から大人まで多くの人たちが「蔵開き」を楽しんでいました。
(2018年9月16日16:45配信)