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竹田 歴史講座

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第36回米沢牛枝肉共励会、前年度下回る価格に


meatmarket19 令和元年度最初の共励会となった第36回米沢牛枝肉共励会(令和元年度第10回米沢牛枝肉市場)が、7月25日、75頭が上場して米沢市にある(株)米沢食肉公社で行われました。(右=資料写真)

 今回の市場は等級内訳はA-5等級が53%(昨年75%)、A-4等級が41%(昨年23%)と5等級の比率が昨年よりも下がったことや、今年は市場上場頭数が累計で昨年よりも40頭程度多い分、需給バランスから前年度を下回る価格となりました。また例年よりも贈答品需要の高まりがやや遅れがちとしています。
 はじめに開会セレモニーが行われ、来賓らの挨拶に続いて威勢の良い手締めを行いセリ市場を開始しました。
 今回の最優秀賞牛は、飯豊町の新野農産が生産した黒毛和種・牝、格付A-5等級、BMS12、重量442㎏で、枝肉㎏あたりの価格は5,532円(税抜)、1頭あたりの価格は244万5,144円(税抜)の最高金額で(株)丸戸産業が落札しました。(昨年同期:枝肉㎏あたり6,052円(税抜)、1頭あたりの価格275万3,660円(税抜)、(株)米沢牛黄木が落札)
 今回の枝肉市場には75頭が上場し、25社(前年同時期26社)が購買に参加しました。販売金額合計は、9,520万2,320円(同1億848万9,825円(税抜))で、平均単価は2,810円/㎏(同3,217円/㎏)(税抜)、一頭あたりの平均金額は126万9,364円(同144万6,531円)(税抜)でした。
 今年は長梅雨でしたが、市場関係者からは「ようやく夏らしい気候となってきた事からこれから需要の高まりに期待したい」としています。

(2019年7月26日14:30配信)