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米沢市立病院は、今年6月26日に自分の子供に対する暴行・傷害容疑で逮捕された同病院事務局医事課主任の男性(43歳)を9月25日付けで、減給10分の1 3箇月の懲戒処分を行ったと公表しました。
逮捕容疑は6月19日午後8時30分頃から同45分頃、米沢市内の駐車場や路上等において、自分の子供(女児)に対し、顔面等を複数回殴打する暴力を振るい、全治約1週間の顔面打撲を負わせたというものです。
逮捕を受けて、6月27日、米沢市立病院は記者会見を開き、同病院の渡邊孝男事業管理者らが事件の概要や今後の対応などについて説明を行いました。同主任は、7月16日、不起訴処分となりました。
同病院は米沢市役所内の職員懲戒等審査委員会にこの事件に関する諮問を行い、9月13日に同委員会が開催され、同日付の答申書が同病院に届き、同病院事業管理者が改めて判断して、暴行・傷害事件による信用失墜行為があったとして懲戒処分を行ったものです。
不起訴であったにもかかわらず懲戒処分を行った理由として、同病院総務課では、「本人に聞き取りを行い自分の子供を叩いた暴力事件。場合によっては刑事事件にもなりえた暴行・傷害事件に値する。人事院による懲戒処分の指針の中に傷害という項目があり、懲戒、減給にするというものがある」としています。
米沢市は、公務員倫理の確立と綱紀の保持のより一層の徹底を図るため、公表基準に基づき公表しています。
(2019年9月25日17:30配信)