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竹田 歴史講座

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米沢市・福島市、安全・安心な吾妻山登山マップ作成

 

 
 米沢市と福島市にまたがる"吾妻山"を登山者が安全・安心に登山できるようにすることや、外国人観光客の誘客を図るため、米沢市と福島市は令和元年度に連携し、「吾妻山地域の受入環境整備事業」を実施し、米沢市は7月1日、事業内容を発表した。

map-1 事業では、まず横幅2.86m×高さ1.65mの吾妻山鳥瞰図パネルを製作した。これは吾妻山の魅力を様々な視点から捉えること、登山者がトレッキング前に全体ルートをイメージしやすくし、安全な登山に繋げることを目的としたもので、米沢市及び福島市の両登山口に設置した。米沢市では天元台高原湯元駅内(米沢市白布温泉天元台)、福島市では高湯温泉あったか湯(福島市町庭坂字高湯25)に設置した。
  米沢市設置の鳥瞰図パネルは、吾妻連峰を山形県側から見たもの、福島市設置のものは、福島県側から見たものとなっている。

map-3 次に、吾妻山の地図に道路や登山ルート、徒歩での移動時間、その他の観光情報を掲載したマップ(多言語トレイルマップ)を制作した。トレイルとは、「森林や原野、里山などにある"歩くための道"のことで、こうした道を、歩くはやさで旅するのがトレイル」という。(環境省HPより)
 この多言語トレイルマップは、米沢市観光課が現在発行している日本人向けトレイルルートマップ「吾妻の山へ」のインバウンド版として制作したもので、日本語・英語版と日本語・繁体語(台湾、香港、マカオなどで使用されている漢字)の2種類で、それぞれ10,000部発行した。
  大きさはA1版(横84㎝、縦59㎝)で、両面印刷となっている。内容としては片面がトレイルマップ、別の面が吾妻連峰の夏と冬の写真、登山計画やその提出先、装備・食料、自然保護への啓蒙、吾妻山へのアクセス、米沢市、福島市の温泉、食文化などが掲載されている。

map-2 また、吾妻山を訪れる登山者に対して、デジタルアプリを活用した登山ルートの案内による誘客促進や専門家の助言から危険箇所などを表記することにより注意喚起を行う機能を持つ登山者向けアプリ「YAMAP」を作成した。
 ここで発信する内容としては、温泉客の情報や公式サイトでの誘客促進、米沢市から福島市にまたがる吾妻山縦走路について、アプリ上で確認できる道標を表示している。

 また、吾妻山地域資源(トレッキング、温泉及び雪など)の魅力を伝えるため、国内及び、外国人観光客に向けたプロモーション映像を制作した。
 YouTube「Fusion Area Mt. Azuma」で現在、公開中となっている。