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南陽市は8月11日、令和2年7月28日豪雨による災害復旧事業に関して同日、市長専決で総額8,878万円を決定したと発表した。
同市は7月28日豪雨により、道路、河川などの土木施設が54路線、6河川、総被害箇所数272箇所、農業用水や堰などの農業施設が17箇所、林道が11箇所で被害が発生し、被害総額は約2億4,900万円(8月11日現在)と見積られている。
特に急を要するものとして、今回被害を受けた道路や農業用施設の復旧費などに総額8,878万円の一般会計補正予算を市長の専決処分としたもので、その他は9月補正での対応を予定している。
専決内容としては、
1)床上・床下浸水被害住家等から発生する災害一般廃棄物の現場からの積込運搬を災害協定に基づき、南陽アメニテイ企業体に業務委託する分、33万円
2)農業用施設補助災害復旧事業費(測量設計業務委託) 1,500万円
3)農業用施設単独災害復旧事業費 1,350万円
(測量設計業務委託料300万円+農業用施設災害復旧工事費1,050万円)
4)林業施設補助災害復旧事業費(測量設計業務委託)300万円
5)林業施設単独災害復旧費(小災害復旧工事費) 95万円
6)公共土木施設災害復旧費(小災害復旧工事)5,600万円
財源は財政調整基金繰入から3,768万円、地方債5,110万円とする。