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南陽市教育委員会は、3月30日、同委員会所属の30代男性嘱託職員(学習活動等の支援業務)が酒気帯び運転に係ったとして、3月30日付けで停職3か月の懲戒処分を発表した。
同職員は3月20日(金)、自宅で午前0時頃まで飲酒し、翌日、午前10時頃に起床後、家族の運転で米沢市内に移動し、家族が所用を済ましている間軽食を摂るため、午前11時10分頃、本人が一人で運転し(同乗者なし)、先行の車について一方通行の道路に気づかずに侵入した。その場に居あわせた警察官がアルコールの呼気を感じたため検査を行ったところ、酒気帯び運転に相当する0.25mg/L以上を確認し、その際に「免許取消」処分に該当するとの説明を受けたという。
同委員会は、職員やその家族に事実確認を行い、職員からは責任の大きさと重さを深く受け止め、市民や関係者に謝罪の意を表すとともに、辞職を申し出ているという。3月23日(月)から当面の間自宅待機を命じていたが、この日処分を行い、「今後、二度とこのようなことが起こらないよう、職員一人一人の職務に対する強い使命感と責任感の自覚を促し、職員のモラルを高めながら、信頼回復と不祥事の再発防止に向けて全力で取り組む」と発表した。令和2年度は同職員との雇用契約は締結しないとしている。
(2020年3月30日18:50配信)