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米沢市議会5月第2回臨時会が5月20日招集され、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んでいる市内経済の景気浮揚を図るため、3事業総額7,560万円余りを全会一致で可決した。
(写真右=提案理由を説明する中川勝市長)
この日、可決されたのは、
(1)中小企業及び小規模事業者が協調して販促キャンペーン事業等を実施する場合の「消費喚起促進事業費補助金」に3,500万円。補助金は最高50万円(10者以上は最高100万円)で、最高50万円が30団体、最高100万円が20団体を想定している。事業期間は令和2年5月21日から令和3年3月31日までとして、愛の商品券事業と連携する。
(2)市内飲食店での割引特典が受けられるスタンプラリー事業を実施し、タクシー・運転代行利用券や抽選で温泉宿泊券、米沢牛商品券等をプレゼントする「飲食店等応援パスポート事業補助金」に1,584万円。
内訳は、パスポート飲食割引特典に1,000万円、温泉宿泊券・米沢牛商品券等に280万円、タクシー・代行運転利用券に100万円などとなっている。
(3)米沢市民を対象に、宿泊または食事を含む日帰りプランを利用した際に、利用者1名・1泊あたりの半額を補助する「米沢を元気にしよう!米沢市民限定 宿で癒されてキャンペーン」に2,476万6千円を予算化した。利用は3,000円以上のプランで、日曜から木曜は最大7,000円、金・土曜日は最大5,000円を上限に補助する。利用者は宿泊料金の半額を宿泊先に支払う。平日利用者には米沢牛商品券(5,000円相当)が当たる抽選も実施する。事業は令和2年5月21日(木)〜6月14日(日)で、約4,000泊を想定し、予約先着順・予算額に達し次第終了となる。