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米沢市教育委員会は、5月28日、市内小・中学校の長期休業(夏季休業、年末年始休業)や中学校の部活動などへの対応方針について発表した。
基本的な考え方として、山形県内では5月5日以降、感染者が発生していない状況や、5月21日に県教育委員会からの要請などを踏まえ、教育課程(臨時休業の影響で実施できなかった授業の確保など)は、長期休業の短縮等により年度内に取り戻すこととした。夏季休業及び年末年始休業は、各学校での計画とするが、夏季休業は8月8日(土)から16日(日)までの9日間、年末年始休業12月29日(火)から1月3日(日)までの6日間は全校で休業とする。計画にあたっては、児童生徒の負担が過重にならないように配慮する。
また中学校の部活動は、6月1日から再開する。活動の際は、感染リスクが高まる3つの条件(密閉、密集、密接)を避けるとともに、手洗いや身体的距離の確保などの基本的な感染防止対策を徹底するとともに、活動日数や活動時間は、生徒への負担を考慮し、段階的に増やしていく。具体的な活動計画は、活動場所や部活動数、加入生徒数などを考慮して、各学校で作成するとしている。
また、小学校での水泳授業及び、夏季休業中のプール開放は今年度は行わない。修学旅行等は、1学期に計画していたものは延期とし、2学期以降の実施については、6月中旬頃に市教育委員会としての方針を出すことにしている。