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竹田 歴史講座

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米沢市新病院建設がいよいよ着工、2023年11月開院
 


hospital-1 4月30日に開催された全員協議会で、今年度から着工する米沢市立病院・三友堂病院新病院建設工事に関して、米沢市立病院事務局総務課・米沢市建設部土木科が5月から10月までの直近のスケジュール、施工予定業者が着工ステップについて説明を行った。
(写真右=外来棟低層部を解体工事中、5月6日)
 設計・施工関係では、2021年5月末に実施設計が完成し、6月19日に建設工事契約締結、6月28日に安全祈願式(起工式)を行う予定となっている。
 市道関係では、5月16日に福田町・相生町の住民説明会後、6月18日までに市道(北側代替道路)の供用を開始し、6月23日、南駐車場出入口変更、7月1日、市道一部廃止の告示(旧正面玄関前)、8月末、堤防道路拡幅工事が完成予定となる。6月末に外来棟低層部解体工事が完了し、10月初、院内保育所移転(仮設)を行う。
 工事施工は、フジタ・後藤組・中村建設共同企業体が行い、工期は2021年6月19日〜2024年11月の予定で、2023年7月末に病院建物の引渡しを行い、同年8月〜10月に移転、11月に開院する。グランドオープンは、既存解体や南駐車場、北駐車場の外構工事が全て完了する2024年12月を予定している。
 市立病院の建築面積は3,922.74㎡、延床面積は23,654.39㎡、構造は柱鉄筋コンクリート造+梁鉄骨造で、地上7階、地下1階、塔屋1階となる。グランドオープン時の駐車台数は、北駐車場が420台、南駐車場242台、他、83台の計745台となる。
 工事の作業は月曜〜土曜日で休日は原則日曜日のみ、作業時間は午前7時〜午後7時まで、但し、施工上やむを得ず延長する場合がある。また騒音・振動などに配慮し、迷惑は最小限にとどめるように努めるとした。
 安全対策面では、工事情報の共有化をあげ第三者への見える化として、デジタルサイネージ、透明パネル併用、フラットパネルによる仮囲いを行うほか、騒音振動対策として、防音シート、騒音震度計、低騒音型建設機械の採用を行う。
 新型コロナウイルス感染防止対策として、顔認証+検温システム、手洗い、うがいの励行、マスク着用、三密回避、飛沫防止を実施する。
 施工業者のフジタは、自社の強みとして、配管干渉チェック、施工ステップ、バーチャルモデルルームなどをあげている。さらに米沢市内事業者より20億円(税抜)を調達し、地元経済に貢献する。その内訳は米沢市内建設事業者に10億円(税抜)を発注、建設資材6.7億円(税抜)を調達、建設業種以外の調達3.3億円(税抜)を行う。
hospital-2 新病院建設に係わり、市道相生橋万里橋線外道路改良舗装工事を令和3年4月25日〜12月20日に実施する。それに伴い桜の木10本を伐採するほか、カルテ庫隣接の桜6本、現病院正面ロータリー付近の桜12本も伐採する計画が示された。(写真左=伐採予定の桜の木)