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米沢納涼水上花火大会を主催する米沢日報デジタル(配信元 株式会社置賜日報社)は、5月13日、令和3年米沢納涼水上花火大会の中止を決定しました。
昨年1月に日本国内で初めて確認された新型コロナウイルス感染症は、1年半近い時間が経過した現在も、首都圏や関西圏などで緊急事態宣言が出され、第4波が全国的な広がりを見せる中、さらに感染力の強い英国型の変異株が感染者の中で増加傾向にあるなど、中々収束の出口が見えない状況にあります。
又、新型コロナワクチン接種に関しては、政府は65歳以上の高齢者に関して、7月末を目標にしていますが、国民の大多数が接種を完了するにはまだ当分先のことになりそうです。
そのような中で、米沢の夏の風物詩として親しまれ、地域の活性化と賑わい作りを目指す「米沢納涼水上花火大会」ですが、上杉神社、松が岬公園、伝国の杜周辺で多くの人が密集し、また県外からも観光客などが訪れるイベントとなっており、観客の感染リスクは拭えません。したがって、現時点で観客の安全と安心の確保の観点から中止せざるをえない状況と判断しました。
新型コロナウイルス感染症の早期の収束を祈りつつ、来年は開催できる様に準備を整えてまいります。
令和3年5月13日
米沢日報デジタル
代表取締役社長
成澤礼夫
(2021年5月19日14:00配信)