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米沢市は5月24日、新型コロナウイルス感染症の影響により、経営に支障をきたしている市内飲食店、小売店等での消費活動を喚起し、地域経済の回復につなげるため、市内限定の「米沢市プレミアム付きクーポン券」を発行すると発表した。
(写真右=米沢市役所)
これは米沢市補助事業として実施するもので、米沢商工会議所、協働組合米沢市商店街連盟が主体となる。発行総額は1億5,000万円分で、販売額7,500万円+プレミアム分7,500万円で、発行総数は75,000シート。販売単位は500円券4枚綴りを1シートとし、額面2,000円分を1,000円で販売する。利用は誰でもが購入可能となる。
対象店舗は、米沢市内にある500店舗で、参加店舗は5月25日(火)に米沢商工会議所及び(協)米沢市商店街連盟のホームページで公表した。販売期間及び利用期間は、令和3年6月1日(火)〜10月31日(日)までの5か月間。
クーポン券の販売方法は参加店舗で販売するもので、各店舗の取扱数は150シート。また販売した店舗でのみ利用可能となる。購入の上限は一人当たり、訪問した店舗で3シートまで、ただし別の店舗に行って再度3シートまで購入・利用も可能である。
米沢市はこれまでのプレミアム商品券では、クーポン券を購入した人はどの店に行っても使用できたが、その場合、商品力や販売力のある大店舗に利用が集中し、必ずしも市内のすべての飲食店、小売店の利用に結びつかない傾向があった。今回は利用する店舗でのみ販売し、利用する方式としたことで、クーポン券取扱店が平等に、確実に売上(30万円分)に繋がる制度設計とした。置賜地方では、南陽市がすでに同様の制度で実施している。
問い合わせ先は、米沢商工会議所 中小企業振興部 米沢市プレミアム付きクーポン券担当まで
TEL 0238-21-5111
(2021年5月28日11:40配信)