山形県総務部は、６月１１日、置賜総合支庁建設部建設総務課に勤務する非常勤職員（２３歳、男性）が窃盗の容疑で逮捕されたと発表した。逮捕されたのは、同課事務員の高橋翔（たかはし　しょう）容疑者で、現在、屋外広告物管理業務を担当している。
　逮捕理由は、令和３年５月上旬頃から５月１６日までの間、米沢市大字浅川地内の北向福徳延命地蔵尊（きたむかいふくとくえんめいじぞうそん）において、同所に設置してある賽銭箱から現金約３,０００円を盗んだ容疑で、６月１０日午後９時３５分、「窃盗」の容疑で米沢警察署において通常逮捕された。県は本人が現在勾留中であり、詳細は調査中としている。
　逮捕を受けて、吉村美栄子山形県知事は、「職員に対し、綱紀粛正の徹底を図る中で、このような事案が発生したことは誠に遺憾であります。今後、速やかに事実関係の詳細を確認のうえ、厳正に対処してまいります。」とコメントを発表した。