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竹田 歴史講座

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「米沢上杉まつり・なせばなる秋まつり」を同時開催へ


 新型コロナウイルス感染症の拡大により延期されていた令和3年「春の米沢上杉まつり」について、8月6日、米沢市東部コミュニティセンターで、「令和3年度秋の米沢上杉まつり・第9回なせばなる秋まつり実行委員会」が開催され、「米沢上杉まつり」と「なせばなる秋まつり」を同時開催するという計画が提示され、役員、実施計画、収支予算を審議し承認された。当日は関係者ら約70人が参加した。

fes-1 冒頭、米沢四季のまつり委員会の中川勝会長(米沢市長)が、「実行委員会の中で延期していた春の上杉まつりの議論を頂いた。結論としては、コロナの状況も見ながら規模を縮小しても開催すべきではないかという意見になった。四季のまつりは、賑わい作りは勿論、上杉の城下町としての伝統文化を次の世代に継承するという大事な使命がある。ご理解とご協力をお願いしたい」と挨拶を行った。
 議事では、中川勝市長を実行委員長に、事務局長には安部徹米沢商工会議所事務局長を選任し、(一社)米沢観光コンベンション協会内に事務局を置く。また武てい式部会、川中島部会、民謡流し部会など、7部会で構成する。
 まつりの名称は、「令和3年度 秋の米沢上杉まつり・第9回なせばなる秋まつり」として、日程は9月25日(土)~26日(日)の2日間とする。主会場は、松が岬公園、伝国の杜周辺。
fes-2 9月25日(土)9時30分~10時まで、伝国の杜前広場特設ステージで、開幕セレモニーを開催し、実行委員長挨拶、鏡開き、奉納舞踊、開幕太鼓などで盛り上げる。
 同日11時15分~12時まで、米織開館前~伝国の杜前広場特設ステージまで、米沢新調と花笠音頭の交互パレードを行い、100名程度に人数を絞って実施する。
 武てい式・川中島の合戦は、伝国の杜ホールで舞台版としてコンパクトに再構築し、屋外特設ステージ脇に設置する大型ビジョン・モニターでの観覧を可能とする。またケーブルテレビ、YouTubeでの配信を行う予定。
 他に、まつり期間中には、ステージイベント、米沢どん丼まつり、交流物産展、棒杭市・伝統市、草木塔祭が開催される。また他に10の関連催事が計画されている。
 交通アクセス面では、米沢市役所と伝国の杜を25日と26日、無料のシャトルバスが運行される。
 出席者からは、「川中島の戦い」が舞台版となると、まつりまでの時間がない中で、これからシナリオ、MC、などを考えるのは大変という意見も出されたが、実行委員会の説明に特に異議はなかった。
 予算は、収入が米沢四季のまつり委員会よりの2,340万円、広告協賛45万円など、計2,385万円、支出は事業費に2,200万円、広告宣伝費に156万円など、計2,385万円。
 新型コロナウイルス感染症の影響によるまつり開催の判断基準も提示され、開催または中止とする場合の指標とする。9月17日(金)をまつり可否判断の期日とし、三役が判断する。
 開催可否の判断基準は次の通り。

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