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米沢信用金庫(加藤秀明理事長)は、8月24日、米沢市に対して市長車と公用車の計2台を贈呈し、午前9時から米沢市庁舎北側駐車場で贈呈セレモニー、続いて市長応接室で感謝状贈呈式が行われた。
同金庫から米沢市に贈呈された車は、市長公務用として、普通車のトヨタ・アルファードHV EXECUTIVE LOUNGE S(普通乗用車)と、市職員公務用として、トヨタ・パッソ X(小型乗用車)の計2台で、合計贈呈額は900万円余り。令和3年5月に米沢信用金庫から米沢市に贈呈の申し出があり、この日の贈呈式を迎えた。
市長車は、エンジンが2.5リットルのハイブリッド車で、高級ミニバンと言われる車種。後部の椅子は背もたれ、脛部分が電動リクライニングが可能で、横になって休憩ができる。走行距離は1リッターあたり約10㎞とのこと。車のナンバーは米沢市庁舎の代表電話番号が22-5111であることから、5111の番号が付けられた。贈呈セレモニーでは、加藤秀明理事長から中川勝市長に、同金庫の後藤守男総務部人事部部長から大河原真樹副市長にそれぞれ大きなキーが手渡された。
続いて、市長応接室で加藤理事長、が出席して、感謝状贈呈式が行われた。
中川勝市長は、「拝見させて頂いてもったいない車、いろいろな人から市長車についてご意見を頂き、車の替え時かと検討していた時に、公用車の購入を頂きありがとうございました。」と感謝の言葉を述べた。
加藤理事長は贈呈の理由として、「市長が乗る車として、事故などに配慮してより安全な車であった方が良いと判断した」と述べている。
米沢市長車は、髙橋幸翁市長時代に黒の「センチュリー」を使用していたが、安部三十郎市長時代の平成16年にトヨタのハイブリッド車「プリウス」に変更、現在使用している市長車のプリウスは安部市長時代に購入した2代目で、経年使用により老朽化していた。現在、山形県内35市町村の中では、最も小さめの市長車を使用していた。