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竹田 歴史講座

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米沢市、保呂羽堂千眼寺歳越祭が令和3年も中止に



horohado 米沢市窪田町の千眼寺護持会(石川幸夫理事長)は、このほど、毎年12月4日に開催している保呂羽堂千眼寺歳越祭(餅つき)を、新型コロナウイルス感染拡大防止等諸般の状況に鑑み、昨年に続いて令和3年についても中止すると発表した。
(写真右=令和元年の歳越祭の様子)

 同祭は、寛永18年(1641年)、田畑に害虫が広がり大凶作となり、苦しめられた村民が保呂羽堂縁の下の砂を撒いたところ、米が実り豊作となったことから、感謝の餅を供えたのが始まりとされる。
 令和3年は歳越祭380年記念の年だった。歳越祭の餅つきは、朝5時過ぎから若者が上半身裸になって、餅を煉り、搗き、最後は天井に餅を突き上げるという年末を象徴する行事の一つで、雑煮、あんこ、納豆の3種類が提供され、例年、市内外から大勢の人が集まり賑わっている。今年は餅の奉納は役員のみで執り行うとしている。