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竹田 歴史講座

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上杉雪灯篭まつり中止、一部イベントはオンライン実施へ


 

snow-1 2月12日・13日に開催予定だった第45回上杉雪灯篭まつりは、2月2日、米沢市役所において同実行委員会(増村力実行委員長=写真右)が記者会見を開き、山形県内での新型コロナウイルスの拡大に伴い、前年に続いて令和4年も中止を発表した。
 冒頭、増村力実行委員長から「山形県内は1月初めに新型コロナの警戒レベルが2に引き上げられ、米沢市も2月3日からまん延防止等重点措置区域に指定された。この状況を踏まえ、1月31日に正副実行委員長会議を開催し、2月12日・13日に開催予定だった第45回上杉雪灯篭まつりは、来場者および関係者、スタッフを含む(雪灯篭)製作者の健康と安全を最優先に考慮して中止と判断をさせて頂いた。」と中止に至った経緯や理由を説明し、「夜の明けない時はない。パンデミックが終わったら明るく元気なお祭りを開催したい。」と来年の開催に向けての期待を述べた。
 同まつりの中で開催予定だったイベントは、2月12日に、ハリウッドザコシショウ・錦鯉のお笑いイベントをオンラインで申し込み者7,749人への限定で生配信を計画中で、ほか市民へは配信が可能か、現在プロモーターと交渉中とのこと。また慶長出羽合戦米沢の陣についても、オンライン配信を予定している。
 同まつりの中心イベントである鎮魂祭は、2月12日午後5時から米沢観光コンベンション協会前(臨泉閣)で関係者のみで開催し、鉄砲隊が礼砲を発砲する予定。事務局の有志が上杉神社参道に雪灯篭を製作するが、点灯式は実施しない。
 上杉雪灯篭まつりに関連して他団体が行う関連イベントについては、西部雪まつりのイベントが中止、ただし、さいと焼きは実施予定、米沢青年会議所が道の駅で開催のイベントは基本的に中止、などが明らかとなった。
 今回の上杉雪灯篭まつりでは、予算額1,650万円を計上し、入り込み数を11万7千人と見込んでいた。昨年も中止となり、その際には470万円の支出が発生したが、今回は早めの中止判断となったことから昨年より額的に抑えられるとしている。雪灯篭製作団体への正式な中止の案内は、記者会見後に行うと述べた。
 山形県と米沢市の新型コロナ感染者数は、1月10日〜16日が計202人(うち米沢市計8人)、1月17日〜23日が412人(同15人)、1月24日〜30日が計1,244人(同67人)、1月31日〜2月2日が716人(同55人)となっている。また入院状況は、公立置賜総合病院が病床数34(うち重症者用病床数4)に対して、現在の入院患者数が7人で病床占有率が20.6%、米沢市立病院は病床数8(うち重症者用病床数0)に対して、現在の入院患者数が2人で病床占有率が25%となっている。
 2月1日に開催された山形県新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議において、米沢市は「まん延防止重点措置区域」に追加された。(期間2月3日〜2月20日)