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竹田 歴史講座

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上杉氏の祖神、春日神社社殿再建40周年記念祝賀会
 


4 米沢市の上杉神社境内に建立されている春日神社の社殿再建40周年を祝う記念祝賀会が10月8日、上杉城史苑で開催された。主催したのは春日神社信仰会。(写真右=加藤渉春日神社信仰会会長)

 全国にある春日神社の総本山は奈良県奈良市にある春日大社で、藤原氏の氏神である。上杉神社境内の同神社は観修寺流藤原氏の流れを汲む上杉氏の祖神で、上杉氏が越後、会津、米沢と領地が移動した際にも一緒に移動し、領内鎮護、武運長久の守護神として上杉氏や領民の崇敬を受けてきた。
1 天文21年(1552)8月、上杉謙信が関東出陣に際して春日山山頂にあった春日社に戦勝を祈願した。
(写真左=現在の春日神社)
 江戸時代の宝永6年(1709)、米沢藩第5代藩主上杉吉憲は、林泉寺境内に春日神社の建立を命じ、3年の歳月をかけて完成した。明和4年(1767)8月、17歳で上杉藩主となった上杉治憲(鷹山)は、江戸屋敷より林泉寺の春日社に誓詞を奉納し、米沢藩の再興を誓った。誓詞は99年後に神社の火災に際して発見された。
3 しかし、戊辰戦争を経て明治2年(1869)に明治新政府は神仏分離令が発し、明治5年(1872)に米沢の林泉寺から御膳部町に移転した。(写真左=上杉治憲が春日社に奉納した誓詞を刻む石碑)
 さらに明治27年(1894)に本丸の西南台地に遷座されたが、大正8年(1919)5月の米沢大火により類焼した。
 昭和56年(1981)11月、市民の浄財により春日神社が再建され、春日神社信仰会が同年設立(初代会長は酒井巌氏)され、以来今日まで40年が経過した。このほど春日神社信仰会は40周年にあたり、鳥居の建立、屋根鬼瓦の修復を行った。
5 記念祝賀会では、はじめに米沢有為会副会長の加藤国雄氏が「上杉鷹山の藩政改革と金主」(金主:きんしゅ、大名にお金を貸した者)と題して記念講演を行った。
(写真右=記念講演を行う加藤国雄氏)
 続いて主催者の加藤渉氏、上杉松岬両神社宮司の大乗寺真二氏らが挨拶、来賓として上杉家第17代当主の上杉邦憲氏、春日山城総鎮守春日神社宮司の風間常樹彦氏らが祝辞を述べ、工事関係者に感謝状が贈呈された。