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米沢市徳町にある株式会社本多建設(本多作之助社長)は、4月22日午前10時から午後4時まで、「とくまちマルシェ」を開催した。
これは同社が社会貢献の一環として東日本大震災後の平成23年春にガレージセールを開始したのが前身で、平成28年からは「とくまちマルシェ」と銘打って開催してきた。
同社は出店料、テント代、網戸張り替え・包丁研ぎなどの売り上げを、これまで「平成30年7月豪雨災害」、「ウクライナ支援」、ほかの支援として日本赤十字社などを通して寄付を行った。令和2年から3年は新型コロナにより同マルシェの開催は取りやめたが、昨年から再開し今年6回目の開催となる。
この日は晴天に恵まれ、地元の作家によるアクセサリー、木工作品、ポーセラーツ、布小物、絵本など、ハンドメイド作品が多数出店したほか、助産師による街の保健室など健康に関わるブース、またワッフル、唐揚げ、パスタ、ナンカレーなどの飲食ブースなど24店舗が出店し、他に親子で楽しめる木工クラフトや板金での標札作りのブース、網戸張り替え・包丁研ぎなどの定番のコーナーなどが開かれ、午前10時のスタートとともに大勢の市民で賑わった。
本多作之助社長は、今回のとくまちマルシェ開催について、「出店者が申し込みの締切前に満杯となり反応が良く、地元で頑張っている作家さんたちの作品も多彩で楽しみになっている。今年も出店料、網戸張り替え・包丁研ぎの売り上げ金を全て寄付する。またマルシェの賑わいの中で献血にも関心を持って頂くため献血車に来たもらった。とくまちマルシェへの社員の関心も高く、今後とも社会貢献は続けなければならない。」と述べている。
会場には日本赤十字社の献血バスが訪れ、午前10時から午後4時まで献血活動が行われ、申し込み58名(うち献血者数52名)の協力が得られた。
同社は今回の売り上げ総金額70,000円を、後日、全額を「2023年トルコ・シリア地震救援金として日本赤十字社を通して寄付する予定である。
8月20日には、夏祭り(地域感謝祭)も予定している。