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米沢に春を告げる米沢上杉まつりが4月29日から始まるのを前に、米沢御堀端史蹟保存会(関原謙一会長)が主催する「御堀端史蹟合同例大祭」が4月28日、30人余りが出席して米沢市城南一丁目にある餐霞館遺跡前庭で行われた。
米沢御堀端史蹟保存会は、米沢城のお堀端にある多くの史跡、風致の保存に努め、伝統ある米沢の良き風習を尊んで行こうと活動している。
毎年4月28日に開催する例大祭では、色部長門追念碑、餐霞館遺跡、巳なる金弁財天の三史蹟に幟旗を掲げ、神事を行い、その後総会を開催している。
例大祭では、上杉松岬両神社の大乗寺真二宮司が上杉鷹山の石碑を前に祝詞をあげ、関原謙一会長らが玉串を捧げた。
例大祭後の総会では、関原謙一会長が「昨年、会の発足50周年を迎え、次の100年に向けて今年は門出の年となる。会員の協力を得て力強く踏み出したい」と述べ、今年度の事業としては、2年に一度開催している新潟市関屋にある色部長門碑前祭、秋には「これぞ芋煮会」などの計画を紹介した。
また例大祭に合わせて、同会が発行する「懐風 第48号」が会員に配布された。