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(株)本多建設、盲導犬団体へ寄付金贈呈17回目に

1(株)本多建設(本多作之助社長、米沢市徳町)は11月1日、同社において、「米沢盲導犬を愛する会」(佐藤ひろ美会長)に対する寄付金贈呈を行い、本多社長が盲導犬ユーザーの今野善一さん(コンノはり灸院、米沢市下新田、73歳)に寄付金4万円を手渡した。
(写真右=本多社長(左)から今野さんに)
 同社の盲導犬支援活動は、先代の本多和彦社長(現会長)時代から続いて、今年で17回目となるもので、盲導犬に関して理解してもらうために毎年8月に開催する夏祭り地域感謝祭で盲導犬と一緒に歩くイベントなどの開催や協力会社とのビアパーティー、芋煮会の際に、盲導犬支援のための募金箱を設置して集めたもの。
 今野さんが利用しているラブラドール・レトリバーのエリン(5歳、メス)は4頭目で、今野さんにとても懐き、健康上も問題ない。エリンは、栃木県宇都宮市にある東日本盲導犬協会で1年余り教育され、3歳の時に今野さんの元に来たもので、毎日1時間の散歩を含め、7000歩を今野さんとともに歩いているとのこと。
2 今野さんによれば、これまでに飼った4頭の中で一番落ち着きあり、温厚で几帳面な性格だという。盲導犬は10歳が定年となり、その後はリタイア犬ボランティアの元で余生を送ることになる。寄付金の使い道として、盲導犬の医療費や膀胱系の病気を防ぐ特殊な餌の購入費用に充てる予定。
 盲導犬に関する啓発活動を行っている「米沢盲導犬を愛する会」は、平成13年に発足し、現在、会として支援する盲導犬ユーザーは現在2人(米沢市1名、上山市1名)となっている。佐藤ひろ美会長は、「頂いた寄付金は、盲導犬の治療費などに有効に利用させて頂きます。もう少し、盲導犬の利用が増えて欲しいと思っています。利用するまでは、抵抗があるようですが、一度利用してみると離せなくなります」と話していた。
 今野さんは、「盲導犬を利用する人が新幹線や飛行機の利用が増えるにつれて、盲導犬のサイズが年々小型になっている」、「エリンが好きな食べ物は、歯茎を丈夫にするガムや、骨をカリカリ噛むのが好きだ」と話していた。