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「日本とメキシコの絆展」、酒田市でメキシコ人画家の展覧会

1 社団法人日墨協会(在メキシコ、寺本オハラアルベルト英和会長)は、2026年7月17日(金)から19日(日)【10:00〜17:00(最終日は14:00まで)】まで、酒田市総合文化センターロビーにおいて、同国画壇で注目を集めるホルヘ・オブレゴン画伯の展覧会を開催する。(入場無料)7月17日(金)14:00からは、オープニングセレモニーを行い、ホルヘ・オブレゴン画伯が挨拶と作品の解説を行う。
 メキシコは、北アメリカ南部に位置し、人口は1億2,000万人余り。スペイン語圏である。日本との関わりは深く、400年余り前、米沢生まれの伊達政宗の命を受けて、同じく米沢生まれの支倉常長は、「慶長遣欧使節団」を率いてメキシコ経由で、スペイン、そしてローマに至り、ローマ法王に面会した。メキシコには支倉常長の足跡が残されている。
 またメキシコは、明治政府との間で通商関係における不平等条約をいち早く改訂に応じた国として知られている。明治以降、日本政府はハワイや中南米に向けて移民政策を推し進め、2027年は、「榎本殖民団」として知られるメキシコへの公式移民開始から130年周年を迎える。

 ホルヘ・オブレゴン画伯は、今回、山形県庄内の自然、特に鳥海山と飛島の絶景を描くために来日するもので、酒田市での展覧会では、その作品と日墨(日本とメキシコ)の歴史の絆を同時に展示することにしている。
 同画伯は、これまでメキシコ、ヨーロッパ、アメリカにおいて、展示会を重ねたほか、親日家として過去4回の展示会を日本で開催し、2019年には野口英世博士来墨100周年を記念して、 「野口英世へのオマージュ(Homenaje al Dr. Noguchi)」展を、日墨協会と福島県猪苗代町にある野口英世記念館で共同開催した。またこれまでも日墨協会(在メキシコ)を会場に作品展を開催し、同画伯の作品が日墨協会に寄贈されているほか、在メキシコ日本大使館正面玄関には、同画伯による富士山の大作が寄贈、展示されている。
 同画伯は、学生時代に日系二世で山岳画家であるルイス西沢画伯先生の直弟子となり、共にメキシコにあるポポカテぺトル山に登り、視覚、体感で先生の画風を学び、日墨両国に共通し象徴的存在である「火山(山岳)」をテーマに、精力的に創作活動を続けている。
 外国人によって描かれる出羽富士と呼ばれている鳥海山は、どのように描かれるのか、大いに期待したい所で、鳥海山の魅力やその価値が国内外に発信されることで、海外から山形県への来訪者が増えることが期待できる。

 日墨協会は、この酒田市での「日本とメキシコの絆展」の開催目的として、メキシコと日本の両国の歴史的関係を再確認し、地域と国際社会を結ぶ文化事業として価値を高め、発信しようと考えている。オブレゴン画伯の作品は、日本とメキシコの自然観・精神性を結びつける文化的架け橋として大きな意義を持つものとしている。
 酒田市は、鳥海山から一望に見渡せる場所であり、国際交流都市としての酒田市の持つ文化性・芸術性・未来性への期待、古くは北前船が出港し、現在は国際貿易港として大型客船が停泊する港であり、商業、工業、観光、文化、芸術などで、山形県の中でも大きな可能性を秘めたまちである事から、酒田市の文化的魅力の再発信、国際芸術交流都市としての未来性の提示、地域文化と世界のアートを結ぶ新たなモデルの創出という観点を提供することができると考えている。

問い合わせ 斎藤正邦さんまで。携帯090−1429−3806まで。