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竹田 歴史講座

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置賜広域行政事務組合職員が無免許運転致傷等で失職



 

 置賜広域行政事務組合(理事長 中川勝米沢市長)は、8月20日、同組合が入る米沢産業会館で記者会見を開き、同組合職員が無免許運転致傷及び道路交通法違反により地方公務員法の規定に基づき失職したと発表しました。
 失職したのは、南陽クリーンセンター施設係主任の男性36歳です。同主任は、休日だった令和元年12月14日(土)午後5時20分頃、自家用車で南陽市赤湯地内のイオンタウン南陽から市道に右折しようとした際、安全確認を怠り、市道から右折してきた普通自動車と衝突し、相手方運転手及び同乗者に傷害(両者ともに3週間程度の怪我)を負わせました。また事故の際、無免許運転(免許更新忘れ)が発覚することを恐れ、現場から逃走し、事故関係者の追跡により確保され、警察の事情聴取後、山形地方検察庁米沢支部に書類送検されました。
 令和2年6月16日に在宅起訴され、8月5日に山形地方裁判所米沢支部より懲役1年、執行猶予3年の判決を受け、異議申立の期間(判決の日を含め15日間)を経て、8月20日に判決が確定し、地方公務員法第16条第1号の規定に基づき失職したものです。
 同主任は平成17年4月1日採用され、同組合での勤務は今年15年目に当たります。在宅起訴後の7月1日からは起訴休職となっていました。失職の通知を渡された同職員は「大変ご迷惑をおかけしました」と述べたということです。
 同組合は職員の運転免許証に関しての確認を行っていませんでした。再発防止策としては、職員の運転免許証の有効期限を確認し、注意喚起を実施したほか、理事長名で綱紀粛正に係る文書を8月20日付けで通知を出しました。
(失職の場合は退職金は支払われません。)