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山形県置賜総合支庁は、農林水産業分野で活躍する置賜地域の若者の優れた功績や成果、地域課題の解決に向けた地道な取組みなどを顕彰し、同分野の振興発展と人材育成を目的にした「令和2年度置賜地域農林水産業若者賞」表彰式を、2月19日、置賜総合支庁で行いました。この表彰は平成24年度からスタートし、9回目となる今年度は3個人が受賞しました。
南陽市在住の長谷部翔太さん(32歳)は、山形県さくらんぼ品評会で3度最優秀賞を受賞するなど、各種品評会で高い評価を得ており、南陽産さくらんぼの知名度向上に貢献しました。また南陽市果樹研究連合会で会長を務め、若手生産者を牽引するリーダーとなっています。
白鷹町在住の船山隼人さん(35歳)は、水稲の特別栽培の認証や山形県版GAPを取得するなど、安全性や環境に配慮した農業経営を推進し、地域農業の活性化に貢献しました。また、「つや姫マイスター」として、「つや姫」の高品質生産を牽引しています。
飯豊町在住の佐藤孝太さん(28歳)は、現在、西置賜ふるさと森林組合森林整備促進課係長として、森林経営計画の策定や間伐等による森林整備を促進しています。また第1期山形県青年林業士に認定され、山形県青年林業士会普及委員長を務めリーダーとして活躍しています。
はじめに、表彰を受ける3個人の功績が紹介された後、渡辺将和置賜総合支庁長よりそれぞれに表彰状と記念品が授与されました。