![]() |
平成31年、米沢市は令和3年3月をもって米沢市立関小学校の閉校を決定し、4月から南原小学校と統合します。これに伴い、3月20日、同校体育館で閉校式が行われました。
同校は、明治14年(1881)、南原学校を分離し関学校として創立されました。年々、少子化の波が押し寄せ、令和3年度の児童数は10名となっています。
閉校式には、中川勝米沢市長、県議会議員、歴代の校長、そして同校の卒業生や地区民らが出席しました。
はじめに、中川勝市長が式辞を述べ、「関小学校に受け継がれてきた理念や精神、教育実践はこれからの南原小学校に継承されていくものと確信している」と挨拶しました。
関小学校児童が校歌を斉唱した後、山内校長から中川勝市長へ校旗を返納しました。
最後に、児童たちがこの日のために練習を重ねてきた楽器の演奏を披露して閉校式は終了し、同校の139年の歴史に幕を下ろしました。