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竹田 歴史講座

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米沢市、新型コロナワクチン集団接種の擬似訓練




 米沢市は新型コロナワクチン集団接種を4月24日から実施するのを前に4月10日、接種会場となる米沢市すこやかセンターで擬似訓練を開催しました。これは集団接種を安全かつ確実に実施するため、職員の配置や役割の確認を行うとともに、被接種者の動線や接種に要する時間を計測するなど、円滑な実施に向けた接種体制を構築することを目的に行われたものです。当日は被接種役として、民生委員・児童委員ら60名、ろうあ者2名の計62名、医師2名、看護師14名、中川勝市長をはじめ、市職員などの従事者72名が訓練に参加しました。
 訓練を前に、中川勝米沢市長、小林正義米沢市医師会長が挨拶し、続いて訓練の流れが説明されました。当日は本番を想定し、事前に予診票、接種券ダミーを送付したほか、車椅子、杖、アナフィラキシー発症ケースなど、様々なケースに対応できるように事前に依頼しておきました。14時からの訓練開始では、まず1グループ20名が受付を開始し、その後、15分おきに残りの2グループが受付を開始しました。
 会場には①から⑦までの番号札が大きく掲示され、動線がわかるようになっています。①は接種会場の案内②が受付③が予診票確認④が予診(医師による診察)⑤が接種場所(車椅子接種ブースを含み5箇所)⑥が済証作成⑦が健康観察場所、アナフィラキシーへの対応するベッドというレイアウトになっています。他に、予診票記載や接種クーポン券の再発行などを行う相談室が設けられています。
 訓練を開始すると、まず②の受付で職員が書類の確認に手間取っている様子が見られたほか、接種場所へ通じる入口や接種場所そのものがとても隘路である様子が見て取れました。訓練は被接種役、従事者側も真剣な面持ちで実施していました。所要時間などの評価を行い問題点を改善することにしています。
 米沢市民の対象者数は65歳以上の高齢者26,600人、基礎疾患を有する者(20歳〜64歳)5,000人、高齢者施設等の従事者1,900人、16歳以上で上記以外の者33,450人など計69,350人となっています。(医療従事者2,400人は米沢市接種実施計画より除く)
 4月24日、米沢市で最初に接種を行うのは85歳以上の高齢者で、初回分として975回分のワクチンが米沢市に配分される予定です。