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公益社団法人米沢青年会議所(以下米沢JC、樋口大理事長)は、8月21日(土)~8月29日(日)まで、米沢市南原地区を会場に「ミナミハラアートウォーク」を開催しています。
このイベントは、同地区内に点在させた芸術スポットを巡回してもらいながら、芸術に彩られた地域の風景を堪能してもらおうと開催されたもので、旧南原中学校、南原小学校グラウンド、南原コミュニティセンター、近隣公民館、直江堤公園、他に芸術家、作家の自宅など30会場に分散しています。
このうち、旧南原中学校では、故福王寺法林画伯が描いたヒマラヤ山脈の勇壮な絵や、福王寺一彦氏の作品などが展示されました。福王寺法林画伯のヒマラヤの絵は、小型飛行機に乗ってスケッチしたもので、金色に輝く山頂など間近で見る作品は、息を呑む圧倒的なスケール感があります。
また南原在住のピアニスト、福田直樹さんは現在、活動の拠点としている200年を超える古民家で、ピアノコンサートを行いました。演奏は8月21日、22日、28日、29日の4日間開催し、それぞれ違った曲目を演奏します。8月21日午前11時30分からのコンサートでは、W.A.モーツァルトのピアノソナタK.331、自身が作曲した24のピアノ小品集「おはなし」などを演奏しました。古民家でのピアノ演奏は、とても響きが良く、観客は福田さんの演奏に聴き入っていました。
南原コミュニティセンターでは、刺し子、笹野一刀彫、ひょうたん工芸など多彩な展示や実演が行われました。刺し子、笹野一刀彫では、ワークショップが行われ、参加者は作品(伝統工芸)を製作して楽しんでいました。
ミナミハラアートウォークの開催時間は、8月22日(日)から8月28日(土)までが、午前10時から午後5時、8月29日は午後3時までとなっています。入場無料となっています。