newtitle



画像04が表示されない

竹田 歴史講座

▲トップページへ戻る

電動モビリティシステム専門職大学で初の入学式




 電気自動車と自動運転に関する学びと研究に特化した世界初の大学「電動モビリティシステム専門職大学」の初の入学式が、4月5日、山形県飯豊町荻生にある同大で行われました。
 同大学は、自動車が電動化と自動運転化に向かう100年に一度の大変革が起こりつつある中で、世界に向けてこれまでにない新たな製品やサービスの開発を行う設計者の育成を図る目的で建学されたもので、教室で学んだことを実験、実習で身につけ4年間を通じて創造力、研究能力を養うことができる「専門職大学」という新しい高等教育機関となっています。1年生から実習や研究に入るなど、普通の大学と違うシステムで、卒業すると学士(専門職)の資格が付与されます。

 入学式では、清水浩学長が車の持つ環境、エネルギー、事故、渋滞という4つの大きな問題を解決できるのが電気自動車と自動運転として、社会から求められているやるべきことを学ぶのがこの大学」と式辞を述べました。
 山形県知事(代理)や飯豊町の後藤幸平町長らが祝辞を述べました。大学を設置する学校法人赤門学院理事長や教員が一人一人紹介されました。
 最後に、教員がギターを弾き、校歌(作詞・作曲 古川修)を斉唱しました。

 同大学は、仙台市に本拠を置く赤門自動車整備大学校を運営する学校法人赤門学院が昨年9月に認可を受けて設置した私立大学で、学長にはエリーカの開発に関わった慶応義塾大学名誉教授の清水浩氏が就任しました。専任の教員が23名、非常勤の教員が20名となっています。
 大学は、教育棟、テストコース、研究棟、実習棟などからなり、特にリチウムイオン電池研究開発工程と研究に必要な機器がそろっています。
 2023年度の定員は40名ですが初年度は女性1名を含む3名が入学しました。大河原令伊さんは長井高校の卒業で、「コンピュータに興味を持ち、ものづくりが好きで自宅から大学が近かったことから受験した」と述べました。