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竹田 歴史講座

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小松皇大神社獅子巡行4年ぶりに、平和と安全を祈願




 川西町上小松にある小松皇大神社(蔵田国順宮司)で、9月17日、獅子が上小松南区内を巡り歩く伝統行事、「獅子巡行」が新型コロナによって3年間の中断を経て、4年ぶりに開催されました。同神社の獅子は長井市の黒獅子の流儀を引き継ぎ、獅子巡行は大正末期頃に始まり90年余りの歴史を有し、戦時中も続けられました。
 当日は朝6時から同神社で神社役員らが参列する中、出御祭が執り行われました。今年の獅子頭は、4回目となる佐藤弘貴(ひろたか)さん、警護(けいご)は、2回目の島貫諭(さとし)さんが務め、獅子頭に獅子が被せられると、獅子は1年の眠りから覚めたようにあたりをジロッと見回しながら、魂が宿ったリアルな動きを見せました。
 役員や獅子連の記念撮影が終わると、獅子は町中に繰り出しました。そして獅子は各家の玄関先で待つ人々から出されたお酒をいただき、初穂やスルメをその大きな口の中に飲み込みました。南区内の信徒たちは、自宅前で獅子の大きな口の中に頭を入れて、家内安全や子供の健やかな成長を祈っていました。
 所々で、獅子連やお囃子連は休憩を取りながら12時間余りかけて南区内約350戸を回り切りました。午後8時過ぎ、小松皇大神社鳥居前で、獅子と子供神輿が交互に登場し、お囃子連のにぎやかな太鼓と笛の音の中で、獅子、子供神輿、観客を交えて祭りはいよいよクライマックスに達しました。午後8時半過ぎに、宮入りを促す警護と獅子が力比べを行い、遂に獅子がお宮入りとなりました。鳥居の前で獅子と警護がポーズを取ると、観客は携帯で盛んに撮影を行っていました。
 最後に還御祭の神事を行い、神職が獅子連や子供神輿連に対してねぎらいの言葉をかけ、全員で万歳三唱をして今年の獅子巡行を無事に終えました。
 今年も獅子巡行による小松皇大神社と南区内が一体となった大きな感動のドラマが繰り広げられました。4年ぶりの開催とあって、例年よりも大幅に観客が増加しました。