![]() |
建設大臣、国家公安委員長などを歴任した故木村武雄氏(1902〜1983)の遺徳を顕彰する「木村武雄伝承会」がこのほど米沢市で設立され、10月27日、同氏が昭和46年8月15日に米沢市が見渡せる御成山に建立した「石原莞爾分骨記念碑」の前で、同記念碑顕彰祭が開催されました。当日は、木村武雄氏の長男である元山形県議会議員木村莞爾氏や孫で県議会議員の木村忠三氏ら約30人が集まりました。
この石碑は、昭和24年8月15日、山形県遊佐町で逝去した石原莞爾の遺骨を木村武雄氏が米沢に分骨して持ってきたもので、22年後の昭和46年8月15日に埋葬記念にこの石碑を建立しました。石碑は高さが5メートルほどあり、石原莞爾が生まれた鶴岡の方向を向いています。
木村武雄伝承会は、今後、「石原莞爾分骨記念碑」が同地に建立された経緯や土地の所有者などについて調べることにしています。