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第3回ダラス先生感謝祭、米沢牛焼肉21kgが市民らに振舞い


 

 米沢ダラス協会(佐藤康寛会長、株式会社米沢食肉公社内)が主宰する「第3回ダラス先生感謝祭」が、11月2日(土)、市立米沢図書館(ナセBA)東側の通りである愛称「C.H.ダラス通り」において開催されました。

 同協会は、英国人C.H.ダラスが明治4年に米沢に設立された興譲館洋学舎のお雇い外国人教師として赴任してから、令和3年がちょうど150周年となるのに合わせて、前年に米沢市に対して洋学舎のあった付近の通りを「C.H.ダラス通り」として命名するよう要望を行い、令和3年10月、命名記念式典とナセBA敷地内に「C.H.ダラスと興譲館洋学舎跡地の碑」の設置などの事業を行いました。令和4年からは「C.H.ダラス通り」で「ダラス先生感謝祭」をスタートし、今年で第3回を迎えました。
 米沢食肉組合が提供した21㎏、約400人分の米沢牛焼肉の試食や、米沢食肉公社の天元豚ウインナーの試食ブースが設置され、長い行列ができました。今年の米沢牛焼肉は厚切りで、十分に食べ応えのあるもので、辺りには米沢牛の香ばしい匂いが漂っていました。

 会場には、C.H.ダラスを紹介するパネルが10枚ほど展示されたほか、会場の中心には、ダラス来市150年を記念して作成された大型スクリーンが掲示され、C.H.ダラスと米沢牛の関係などがPRされました。また移動販売車による米沢牛の特別販売ブースが設置され、ダラス先生感謝祭にちなんで特別料金での牛肉販売や米沢食肉公社の食肉加工品である天元豚ウインナーなどが販売されました。会場にはキッチンカーが出店したほか、生鮮野菜の販売などが行われ、街中の賑わいづくりに大きな働きをしました。当日はあいにくの雨模様となりましたが、約600人の来場者があり、市民や観光客などで賑わいました。