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米沢産銘柄(ブランド)豚である「天元豚」の消費拡大を図ろうと、米沢市にある温泉旅館の会「米沢八湯会」を対象に、「天元豚」をメニューに加えてもらうための試食会が、2月26日、米沢市小野川温泉登府屋(とうふや)旅館で行われました。
天元豚は、米沢市にある有限会社村上畜産(黒濱武仁代表取締役社長)が生産する銘柄豚で、黒豚の遺伝形質を1/4引き継ぎ、さっぱりとした味と甘みのある脂質が特徴です。
令和4年に米沢市板谷地区に臭気対策、規模拡大、ブランド化などを目指してスタートした同社農場から、年に9,600頭が出荷され、株式会社米沢食肉公社が全数受け入れて、屠畜から、肉のスライス、加工品の製造・卸販売などが行われています。
天元豚は、米沢市内の小・中学校で学校給食に年1回提供されるほか、米沢市ふるさと納税品として取り扱われ、最近では関東や関西の飲食店やホテル向けの販売も徐々に増えてきています。
この日出されたメニューは、ロース、肩ロース、モモ、バラなどの各部位を使用したもので、
①ゆで豚のキノコあんかけ
②天元豚の角煮
③天元豚の茶碗蒸し
④小野川温泉豆もやし、雪菜を添えた天元豚の豆乳しゃぶしゃぶで、タレはポン酢とソースの2種類
⑤ソーセージ
⑥つや姫のそぼろご飯と味噌汁
でした。試食した温泉関係者からも、「多くのお客様に知ってもらい、お土産などの商品開発で広げて
いければ、天元豚の価値が高まる」などの声が聞かれました。
記者も試食させてもらい、美味しい天元豚を使った料理で胃袋を満たすことができ大満足でした。