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置賜ゆかりの公募展「アーツ ミート オキタマ 2025」




 アートには地域の未来を変える力があるとして、「つながる ひろがる おりなす」をテーマに、置賜ゆかりの公募展「アーツ ミート オキタマ 2025」& AMO2024大賞 八頭こほり展(共催:置賜文化フォーラム、NPO法人米沢市芸術文化協会)が、3月8日(土)から18日(火)までよねざわ市民ギャラリーで開催されています。この展覧会はよねざわ市民ギャラリーが主催し、今年9回目を迎えました。
「アーツ ミート オキタマ 2025」には、フリーテーマ部門に61名、テーマ「宙」部門に25名の合わせて86名が出品し、絵画、書道、彫刻、服飾、写真など、アートの幅広いジャンルが展示され、作家のエネルギーが伝わってきます。
 出品されたもののうち、AMO大賞エントリー作品45点と若手アーティスト奨励賞エントリー作品21点は、来場者と審査員の合計得票数により、大賞1名(来年度のAMOで作品展)、若手アーティスト奨励賞若干名(39歳以下、副賞五万円贈呈)が決定され、授賞式は3月20日(木・祝)14時から行われます。

 会場入口付近では、昨年の「アーツ ミート オキタマ 2024」で大賞に輝いた八頭こほりさんの個展が行われています。八頭さんは、鳥取県出身、現在、山形県に在住し、東北芸術工科大学文化財保存修復科を卒業後は、寒河江市美術館、東京、大阪、愛知などで個展、グループ展を行ってきました。今回の個展タイトル「遠くにありて」は、金沢出身の詩人・室生犀星の「小景異情」の一文から引用しました。幼少期から各地を転々としてきた八頭さんにとって、山形の土地や人々との出会いは、心を癒して希望をもたらし、「絵を描く」という道に戻ることができたきっかけとなりました。
 
 「アーツ ミート オキタマ 2025」では、一部の作品では価格を提示して販売も行っています。芸術文化に経済を含めることで、作家を支援し、地域を活性化するという意図があります。会場内に設けられたギャラリーショップでは作家の作品が販売されました。