newtitle



画像04が表示されない

米沢日報発行の本

米沢日報元旦号PR


▲トップページへ戻る

西吾妻スカイバレー開通、GW前に山岳観光シーズン幕開け




 山形県米沢市の白布温泉から西吾妻を超え、福島県北塩原村の裏磐梯を結ぶ西吾妻スカイバレー(県道2号米沢猪苗代線)は、昨年11月5日に冬季閉鎖しましたが、4月1日から除雪作業を始め、4月28日午前10時に約4か月半ぶり開通しました。昨年より4日遅い開通でした。
 今冬は、山形県ゲート付近での積雪深が4月1日現在で2メートル50センチと、令和に入ってからは令和4年の2メートルを上回る最大となりました。
 午前10時の開通を前に、白布温泉にある山形県ゲート前には、車が10台余り、バイク2台が停車し開通を待ちました。先頭車両に乗っていたのは、栃木県から山形県庄内地方にバードウォッチングで訪れた帰りに西吾妻スカイバレーを訪れたという男性で、午前8時50分から待機していたそうです。
 午前10時にゲートが開けられると、車やバイクは颯爽と福島県側に走り抜けて行きました。

 また開通日の午後1時からは、一般社団法人米沢観光コンベンション協会が主催して、白布峠駐車場で、山形、福島両県の行政、観光、警察関係者らが出席して令和7年度西吾妻スカイバレー開通安全祈願祭が行われました。
 主催者、来賓の挨拶に続いて、合同安全祈願祭の神事が執り行われ、参列者は次々と玉串奉奠を行いました。
 
 西吾妻スカイバレーは総延長が17.8キロメートルあり、昭和48年(1973)7月1日に有料道路として供用が開始され、平成15年(2003)7月1日に、道路公社から山形県(山形県側=8.1キロメートル)、及び福島県に移管されて無料通行となりました。
 夜間の路面凍結が予想されるため、5月8日(木)迄午後5時~午前7時まで、「夜間通行止め」規制を行う予定です。ただし、路面状況によっては変更する場合があります。
 西吾妻スカイバレーの開通により、いよいよ本格的な山岳観光シーズンを迎えました。